10周年の感謝
10年という時間への感謝と実感
10年という月日が経ちました。
正直に言うと、あっという間だったとは思えません。
ちゃんと長くて、ちゃんと色々あった10年でした。
(それっていいのか悪いのか)
それでもこうして続けてこられたのは、
yucco besteのアクセサリーを手に取ってくださったお客様や、
関わってくださったすべての方のおかげです。
本当にありがとうございます。

揺れながら、それでも選び続けたもの
なぜブローチだったのか
私がブローチを作り始めた理由は、
「守る」という意味に惹かれたからでした。
胸元につけるブローチは、どこかお守りのような存在で、
身につける人の気持ちに寄り添うものだと感じています。
そしてもうひとつ、体のコンプレックスを
さりげなくカバーしてくれるところも好きです。
着け方によってスタイルがよく見えたり、
お洋服が高見えしたりして、
「ありがとな、ブローチ!」ってなるんですよね(笑)
ピアスやネックレスとは違って、
形も使い方も自由で、
その人らしさを表現できる。
ブローチには、そういう魅力があると思っています。
迷いと葛藤(ブローチでいいのか問題)
でも、ブローチをメインにしているブランドは多くありません。
「本当にこれでいいのかな」
そう思ったことは、何度もありました。
流行ではないかもしれないし、
もっと売れやすいものを作った方がいいんじゃないかと
考えたこともあります。
それでも私は、ブローチが好きです。
人にどう思われるかよりも、
自分が好きなものを身につけて、胸を張っていたい。
このルッキズムな世の中に生きている以上
私も少なからず見え方を気にします。
でも見た目で価値が決まるような空気に、
ずっと違和感があるのも事実です。
誰かのためじゃなくて、
自分のために身につけるもの。
もっと自分のことを好きでいていいし、
自信を持っていい。
そんなふうに思って、
ブローチブランドを続けています。
10年間のリアル
この10年の中で、
思うように進めなかった時間もたくさんありました。
コロナの影響で動きが止まったり、
体調を崩したり、
自営業ならではの不安に飲み込まれそうになったこともあります。
どうしてこんな時代なんだろう、と
思ったこともありました。
それでも振り返ってみる と、
「前に進もうとする気持ち」だけは、
ずっと消えずに残っていました。
なぜできないのか、
なぜ苦手なのか、
なぜをコツコツとひも解いて
歩みは遅くても、
苦手なことや、自分の弱さと向き合いながら、
少しずつでも進もうとしてきた10年だったと思います。
気づいたこと
続けてきた中で、気づいたことがあります。
私は、人のために動きたい人間なんだということです。
悩んでいるお客様が、
アクセサリーを手に取ってくださって、
「お守りにします」と言ってくださったとき。
「ここに来てよかった」と言ってもらえたとき。
その瞬間が、いちばん嬉しいと感じました。
周りで悩んでいる人や、
力を活かしきれていない人を見ると、
自分に何かできないかと考えるようになりました。
みずがめ座、だからなんですかね?(笑)
新しい挑戦「PrIsM PowER」
昨年新ブランド「PrIsM PowER」を立ち上げました。
Instagram @prismpower.japan
これは、能力はあるのに外で働けないという方に
制作を依頼して、製作費をお支払いするという形で
作り手さんの収入や居場所を作りたい、
そんな思いから始めたものです。
誰かのためにと思ったとき、
自分でも驚くくらい行動できることに気づきました。
作り手さんたちの希望や自信、
そして安心につながるような場所を、
これからも作っていきたいと思っています。
自分との葛藤
私はよく、
「自分は変なのかな」とか
「頑固なのかな」とか
「冷たい人なのかな」と思うことがあります。
自分には特別な能力があるわけじゃないし、
誰かについていった方がいいんじゃないかと
迷うこともあります。
自分の考えを貫こうとすると、
それが間違っているんじゃないかと不安になることもあります。
それでも今は、
貫いていきたいと思っています。
貫けない理由をひとつずつ考えて、
それを乗り越えていけばいい。
そうしなければ、
私は誰かの力になることはできないと思うからです。
周りに迷惑をかけるかもしれない
誤解を生むこともあるかもしれない
それでも、道を切り開いていかなければ
なにも生まれないなと思います。
本当の自分を出していく宣言
私は、キラキラ前向きで、
「がんばろう!」と引っ張るタイプではありません。
どちらかというと、
「しんどいよね、わかるよ」
「それでも一緒に進んでいこう」
そういう気持ちで隣にいるような人間です。
これまでは、そういう部分を少し隠していました。
ブランドとしてどうなんだろう、と考えていたからです。
でもこれからは、
そういう自分もちゃんと伝えていきたいと思っています。
そしてみなさんにも
自分自身を信じてほしいと思っています。
私自身の経験がもとで恐縮ですが、
そんな願いを込めて、
10周年記念デザインのアクセサリーを作りました。
よかったら見ていってくださいね。
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結び:これからの10年へまとめ
10年経っても、
まだまだ未完成です。
それでも、自分のペースで進みながら、
誰かの支えになれるようなブランドでありたいと思っています。
伝えたいことが全部うまく伝えられたかわかりませんが(笑)
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。