アレルギー対応アクセサリーを使用しています
アレルギーって大変ですよね。
今なくてもいつ発症するか分からない。
オシャレはしたいけど、身に着けてていいのか不安になりますよね。
わたしは、メッキのネックレスをしていると
汗をたくさんかいたときに、
すこーーーーーしピリピリしてきます。
※汗をかいているときの装着はそもそもおすすめしません。
なのでネックレスチェーンはステンレスにしています。
耳にアレルギーはありませんが
使用するピアスはいつもチタンです。
今回はネックレスに注目して
アレルギー対応金属について書きたいと思います。
アレルギー対応とは
まず大前提としなければならないのが、
全ての人がアレルギーを確実に起こさない金属は「ない」
ということです。
人の体質は人それぞれであり、
どんなにアレルギーになりにくい金属だとしても、
人によってはアレルギーになり得ることがあります。
例えば、プラチナや18金などの高級素材は
アレルギーを起こすことは、ほぼほぼありませんが、
100%ではありません。
これまでのお話したお客様の中で
プラチナがダメは方は1、2人いらっしゃしました。
ですから、アクセサリーの「アレルギー対応」とは
あくまでも「アレルギーを起こしにくい素材」という意味になります。
アレルギー対応金属・素材
アレルギー対応と言われる素材は
チタン、ステンレス、14金ゴールドフィルド、シルバー、金、プラチナ、
などがあげられます。
また、金属ではありませんが、樹脂も使われることが多いです。
アレルギー対応金属のメリットデメリット(ネックレスの場合)
アクセサリーのアレルギー対応ネックレスとして使われるのは、
ステンレス、シルバー925(950、1000など)14金ゴールドフィルド、ニッケルフリーが多いです。
※18金やプラチナになるとジュエリーの区分になるかと思います。
・ステンレス(銀色)
メリット:通常は変色が起こらず、強く長持ちする上に安価。
デメリット:シルバーやプラチナに比べて、色味が黒っぽい。
手入れ:水で洗っってしっかり乾かす。汚れをふき取る。
※個人的な肌感ではほぼ手入れ不要。
・ステンレスに18金コーティング(金色)
メリット:通常は変色が起こらず、長持ちする上に安価。
デメリット:元々黒っぽいステンレスに18金をコーティングするため、
14金ゴールドフィルドなどに比べて色味が黒っぽい。
こすれたりすることで、コーティングが剥がれることはある。
剥がれるとステンレス色になる。剥がれたものは戻らない。
手入れ:水で洗っってしっかり乾かす。汚れをふき取る。
※個人的な肌感ではほぼ手入れ不要。
14金ゴールドフィルド(金色)
メリット:14金という素材の価値は高く、色が18金に近い。
14金を分厚い層で圧着させたコーティングのため、変色が少なく長持ち。デメリット:こすれたりすることで、コーティングが剥がれることはある。
剥がれると地金の変色が起きる。
剥がれや経年などで変色が起こると戻らない。
手入れ:汚れを拭き取る。専用の洗浄剤を使う。
軽く水で洗ってすぐにしっかり乾かす。
シルバー925(950、1000など)(銀色)
メリット:白っぽく美しい銀色。硫化による変色が起きやすいが、
重曹などで手入れをすることで美しい色を取り戻せ、半永久的に使える。
デメリット:価格が高く、手入れが面倒に感じることがある。
ついている宝石などの素材によっては手入れができなかったり、
形状によっては、きつい変色だと、もとの色に戻せないことがある。
手入れ:水で洗って乾かす。中性洗剤で洗う。
きつい変色のときは、器状にしたアルミホイルに重曹とシルバーを入れ、
お湯をかける。
シルバー925(950、1000など)に18金コーティング(金色)
メリット:シルバー925が白っぽい素材なので、綺麗な金色にコーティングできる。
コーティングがはがれても、シルバーの綺麗な色になる。
シルバー925と同じように手入れができるため、長く使える。
デメリット:価格が高く、手入れが面倒に感じることがある。
こすれたりすることで、コーティングが剥がれることがある。
ついている宝石などの素材によっては手入れができなかったり、
形状によっては、きつい変色だと、もとの色に戻せないことがある。
手入れ:水で洗って乾かす。中性洗剤で洗う。
きつい変色のときは、器状にしたアルミホイルに重曹とシルバーを入れ、
お湯をかける。
ニッケルフリー(生産過程でニッケルを使わない)(銀色・金色)
メリット:安価で、アレルギーを起こしやすいニッケルが含まれていない。
デメリット:ニッケルは変色を起こしにくくするための成分であるため、
変色は起こしやすい。
手入れ:汚れを拭き取る。
素材的な価値をとるなら、14金ゴールドフィルドやシルバー925
長く使えて手軽で安価なのは、ステンレス
手入れは必要だが、長く使えるのは、シルバー925
見た目の色が綺麗なのは、14金ゴールドフィルドやシルバー925
というのが私の見解です。
あくまでも個人的見解であり、
正直同じ金属でも、配合が違ったりするので、
全てがあてはまるわけではありません。
アレルギー対応ネックレスに使う金属はなにがいい?
私は個人的にはシルバー925やそれに18金コーティングしたものが好きです。
ただそれは、手入れを苦に思わないからです。
店頭でお客様とお話していると、手入れがかなりネックになっている方は多いです。
さらに原価の高騰が著しく、シルバーも14金ゴールドフィルドを
お手頃価格でお届けすることが難しくなってきています。
そのような経緯から、当店では、
ステンレスのネックレスを導入することにしました。
良かったらご覧くださいね。
補足
どの金属も基本的に
汗をかいたときには身に着けないこと
海水に入れないこと
硫黄入りなどの温泉などに入れないこと
が重要です。
変色やアレルギー発症の原因になります。
アクセサリーは正直消耗品です。
手軽に長くアレルギー対応でネックレスを使いたければ
18金以上の金か、プラチナを使うしかありません。
ですが、アクセサリーのいいところは
色んなデザインがあって、ファッションを楽しめるということ。
そして安価であるため、手軽に身に着けられるということ。
(18金をなくした・・・というお客様はとても多いです・・・)
当店では、お手頃価格で、お手入れ手軽に、
アレルギーも安心して使っていただけるようなアイテムを
お届けしたいなと思っております。
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